「インセプション」 [洋画(SF)]

時々、一目惚れ映画というのがあるけれど今作はまさにソレ♪
3日たった今もまだドキドキしてるw
間違いなく、ここ数年の中のマイベスト殿堂入りでございますw
一見、難解に見えますが、ちゃんと集中してれば問題なく
わかると思います。私はわりとスムーズに頭に入ってきたので
ゾクゾクわくわくに酔いしれ、、、それはもう
イマジネーションの渦の快感と言ったらなかったです!

ノーラン監督の緻密に構築された枠組み、軸、ルールが
一貫してブレてないとこが素晴らしい♪
モチーフ的には今まで観た映画にいくらでもあった、強盗
現実と虚構、夢や洗脳と新しいテーマという訳じゃないだけに、
この斬新なアプローチ!たまら〜んかったのですよ。
「マトリックス」や「パプリカ」なんか似てるのは数知れず
あるけど爽快感がまるで違う。
最後の最後にノーラン監督が引っ掛けてきたオチも
148分の余韻に圧倒されて、何が現実とか夢とか
もうそんなことどうでもいい〜♪って思えてしまう
反芻する悦びが〜☆リンチ風といいましょうか。
(「ドニーダーコ」なんかもこの感覚に近かった)

また、夢だけでなく主役のコブ(ディカプリオ)の
秘められた過去のトラウマの絡み方がただのSFでなく
ミステリー要素ありドラマを熱くしてくれてよかった。
(奥さんをインセプションする話は「去年マリエンバートで」
という作品にも似ているらしいです)
あと良き相棒でありポイントマン、アーサー
設計士アリアドネ、偽造師イームス、調合師ユスフ
依頼人であり観光客サイトー(謙さん)そして、モル。
キャラクターも個々に必要性があって誰一人
かけることなく魅力的でした。
<基準&ルール>
・夢の世界は現実の世界より時間の進み方が早い
・夢から出る為には自分を殺すor衝撃(キック)してもらう
・夢の主が目覚めると夢の世界は崩壊する
・夢の世界を記憶を元に創ると現実と区別がつかなくなる
・エクストラクション=夢の中でアイデアの抜き取り
・インセプション=アイデアの植え付け
・インセプションする場合、3階層の深い所(潜在意識)に
植え付けないと、自分のアイデアでないとバレてしまう
・薬物で深い睡眠中、夢の中で死んだ時、“虚無”に落ちる
過去に夢の共有者が虚無を構築した場合、形は残る
・夢か現実か確かめる為に、自分だけのトーテムという
アイテム(コブの場合コマ)がある
・ペンローズの階段の理論を応用して設計する
なんつーか、良くできてます。
ノーラン監督はこんなシナリオを作っておいて
ドラマに映像に説得力第一のリアル主義だから、そこもすごい。
合成も確かに人物はほとんど現場撮影で、周りはCGを
トッピング感覚で作られてたし、改めて臨場感は
撮影が大事だと思い知らされました〜。

第2階層のホテルは30mの回転セット(毎分8回転)
キューブリック好きな監督の発想らしいけど
今でも全然楽しい撮影方法ですよね☆
素敵なビルボード発見したのでペタペタと♪



トラックバック 5
インセプション(映画、言いたい放題! 2010-12-31 02:21)
この映画、実は夏に公開になった時に観たのです。 で、何でレビューがこんなに遅くなったのかというと、 実は、映画の途中で寝てしまったのです。 朝一番の回を観に行ったのですが、 この夏はとても暑かったせいか、 物凄く冷房がきつかったのです。 おまけに首が寝違えてい
映画を観るなら インセプション(映画を観るなら 2010-12-29 23:59)
突拍子も無い理論をネタにして無理矢理映像化してみたような内容だった。何度も何度も「ありえねー」と思ってしょうがなかったけれど発想がユニークで引き込まれてしまう不思議な映画でした。もっとアクション性の強い映画かと思ってたけど結構地味でした。一回観ただけで..
インセプション (Inception)(Subterranean サブタレイニアン 2010-12-24 13:11)
監督 クリストファー・ノーラン 主演 レオナルド・ディカプリオ 2010年 アメリカ映画 148分 SF 採点★★★★ 先日、吉瀬美智子さんと食事をするっていう、なんとも素晴らしい夢を見まして。ただ悲しいかな、食事を終えて店を出ようかという時に目を覚ましてしま…
映画:インセプション(よしなしごと 2010-08-25 04:10)
毎日暑いですね~。出かけるのもおっくうなので夏休みでもやっぱりレイトショー。そんなわけで他の書込を見てもすこぶる評判の良いインセプションを観てきました。
映画:インセプション Inception この多重「迷路世界」ノーランならでは、の味。(日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜 2010-07-29 04:11)
1999年 秋に過去のものとは全く違う方向性のサイキックSFの傑作が登場した。 それは若手2人組、ウォシャウスキー兄弟による、マトリックスTHE MATRIX。 現実にはない、仮想現実の中での闘いを描いた。 翌年、今度は 巨匠 クローネンバーグによる、イグジステンズ eXistenZ …[続く]
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監督がお見事。すごいとしか思えませんね。
シャッターアイランドに似てたけど
夢の中の夢の見せ方が全然違うし
スコセッシ監督はスゴイと思ったけど
ノーラン監督は、ベつの次元ですごいですね。
評価される作品なのではないかと思います。
by コッスン (2010-07-20 23:42)
>コッスンさま
ディカプーが奥さんの想い出に苦悩する感じは
確かに「シャッターアイランド」とカブル感じでしたねw
巧妙なシナリオも「メメント」の監督ならではって感じで♪
by ネジ (2010-07-20 23:56)
>hashさま
nice!ありがとうございます♪
by ネジ (2010-08-20 04:11)