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「Exit Through the Gift Shop」 [ドキュメンタリー]

exit_through_the_gift_shop.jpg

数年前、一目惚れした(Banksy=バンクシー)の写真集。

Wall and Piece

Wall and Piece

  • 作者: Banksy(バンクシー)
  • 出版社/メーカー: パルコ
  • 発売日: 2011/07/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ストリート・アートがただのラクガキから価値ある物に変えた
社会風刺的グラフィティアートのカリスマ☆バンクシー。
国際的なゲリラ作品を公開してますが、決して合法的で
ないものもあったりな訳で、正体を絶対明かさない覆面芸術家。
↓以下、wiki参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF%...

この度、この方が初監督されたドキュメンタリーときいて
半年前からウキウキしとりましたが、
いやぁ〜、期待を上回りとても面白かったデスw

0423-Film-Review-Exit-Through-the-gift-shop_full_600.jpg

冒頭、バンクシーが斜にかまえての一言↑

「これは俺のドキュメンタリーを作ろうとした男の話」
「俺の話よりこっちが面白いと思って作ってみた」

なんだかイケすかない野郎だとがっかりだなぁと思いましたが、
とんでもない!かなりよくできてる。
この方、やっぱ頭いいのかもw。笑えるし♪


20110703_950932.jpg

↑問題のドキュメントを作ろうとした男
LA在住のフランス人(ティエリー・グエッタ)さん。
古着屋を営む一方で毎日ビデオカメラを片時も
離さないカメラヲタクなおじさんです。
撮影したテープは決して見返さない、ただひたすら
撮るだけという何の為の行動かよくわからない彼。

ストリート・アートをする従兄弟(スペースインベーダー)
について撮影してるうちに、せっかくだからドキュメンタリーを
制作しようと思いつき次々と他のアーティストに近づき、
接触不能と言われたバンクシーにやっとの思いでたどり着きます。

ban1.jpg
※イギリスの街角にはこんな作品がいろいろ

バンクシー自身も作品がゲリラ的な為、一晩で消される事もあり
そろそろ記録に残してもいいかなと思っていた矢先の事、
ティエリーさんの熱烈ラブコールのご奉侍にいろいろ
世話になったりで気を許していき、盟友とまで言わしめますがw

ティエリーさんが、その膨大な量の映像をいざ編集した
作品を見て、そのあまりの酷いデキに愕然とするんですねw

「こいつはただの精神に問題のあるヲタクだ。。。」とw
(作品中にその本編が流れますが、凄まじい洪水のような映像)

で、とりあえず素材テープを一旦預かり、ティエリーさんには
「ストリートアートでもしてみれば?」
と適当なアドバイスをしちゃった所からが急展開www

ティエリーさん、技術も才能もないのに皆の作品見てるうちに
自分もデキると勘違いしちゃって、いきなりビックデビューを計画!
そして、運良く(悪く)?バンクシーのコメントとメディアを
利用してアート界で成り上がりに大成功しちゃったw

その名も"Mr.Brainwash(MBW)"

わかる人には、魂や一貫性がないとかすぐわかる
そのギャラリー、有名メディアのプッシュをそのまま
素晴らしいと勘違いしちゃう人も少なくなかったんですねー。

これには、周囲の本物のアーティストも閉口。。。
「・・・・・・・・・・・・・・。」

MBWに一連で積み重ねてきた確固たる理念があるわけでなし、
本人自身は疑う様子なく意気揚々、その熱意と行動力は
褒めるに値するけど、中々のイタイ困ったおじさんw

現在も活躍中のティエリーさん
マドンナのジャケットとかもこなしてるようです↓

セレブレイション~マドンナ・オールタイム・ベスト(2枚組)

セレブレイション~マドンナ・オールタイム・ベスト(2枚組)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2009/09/30
  • メディア: CD




とはいえ、彼を知る周囲の人の冷ややかなコメントが笑えました。

この正当な評価とはとても思えない成功を
バンクシー流にアート界へ皮肉として作った今作。彼は

「アートは誰もやるべきだと思ってたけど間違ってましたw」
「映像作品はもう二度とやりません」

とおっしゃられてましたが、なかなかどうして
笑いのセンス良し、構成力しっかりしてるし
また挑戦していただきたいものです。



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「ザ・ムーン」 [ドキュメンタリー]


ザ・ムーン スペシャル・エディション [DVD]

ザ・ムーン スペシャル・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
  • メディア: DVD



思ってた以上に感動しちゃった作品。

ガリレオが望遠鏡ではじめて星を観て400年あまり。
人類が月にはじめて着陸して40年。

初めて露出される映像の数々。当時の時代背景。
現存する宇宙飛行士じいちゃん達の粋なインタビュー。
とても感慨深く、涙腺も刺激される感動ものでした。

科学の進歩ってすごいです。
宇宙飛行士の偉業もすごいけど、成功までの
それらを支えた周りもすべて奇跡に近い。

そして、宇宙から月面から観る地球の儚い美しさ。

60年代、世界中の人々が固唾をのんで見守り、
祝福し、ひとつになった瞬間がありました。

当時、宇宙飛行士が帰還し世界中を凱旋してまわった時
どの国に行っても
「アメリカはついにやりましたね!」ではなく
「人類はついにやりましたね!」と言われたと
楽しそうに不思議がっているインタビューが

アメリカはソ連と競争することに躍起になっている傍ら
世界はそんな個々の競争自体には興味なく、
アメリカの科学進歩の偉業を素直に祝福している
”アメリカではなく人類”という世界の意識。
そんな温度差がいかにもアメリカ的。

宇宙飛行士が宇宙から地球をながめて、悟りの境地に
触れたようにそんな体験してみたいもんです。


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